先月最大の思い出走となった息子とのスバルラインライドですが、
登坂後に、悪友と元気に水泳している息子を微笑ましく眺めながら、
親父は、ある不安に支配されておりました。
―どうしよう。本番まであと1箇月だよぉぉぉ。
息子を完走させるのが目的だった先月の登坂は、
―3時間で五合目に
のペースを心がけ、ほぼ予定通りの時間でゴールに到達することができたわけですが、
冷静に考えてみれば、
ヘタレの究極の目標である「1時間半」で上るためには、あの日のペースの倍。
現実的な目標である「1時間45分」でもそれなりのペースアップが必要なわけですが、
プールサイドで上ったばかりのコースを振り返ってみて・・・
平均時速15キロ近くにするイメージが沸かないのである。
―レース当日まで1箇月、あ〜どうしよう。。。
以来、ローラー台とスーパーなVAAMなども導入して減量に挑むも、
直前に飲み会があったり、前日まで出張が入ったりで、、、
まとまった距離、そして峠ライドもできずの。。。上積み皆無の1ヵ月後。
前日6日(土)に起きたら雨降ってるし、正直「棄権」の文字が脳裏に浮かぶも、
人気イベントの抽選に落ちた方々を思うと、棄権は罪悪のように思えてきて、
大雨の中、車載し、渋滞の中央道を進む。
シトシト雨のなか、受付を済まし、
(なんだよ〜!参加賞のTシャツに期待して、アンダーウエア持って来なかったのに!)
早々に会場をあとにして・・・温泉に。

今回はヒルクラレースは第二義。
日ごろ仕事に必死に取り組む自分のリフレッシュが第一義でございます。
ただ、
―ビールは大瓶1本にとどめ(肴はわかさぎフライ)、
―サウナに入って、必死に1キロ落とし(最後の抵抗)、
という行為からして、やはり相当に翌日を意識していたようです。
宿の近所の安食堂からの帰り道には・・・

それまで隠れていた富士がちらっと姿を現してくれました。
―うん。天気は思っていたとおり大丈夫だ。なんせ明日は人生雨知らずの悪友も出るし。
9時にはZZZ。3時半起床。
クリアに目覚める。ただ・・・
直前練習に取り組めなかった今回は、いつものイベントと違い「やるぞ〜っ!」気分がいまひとつ盛り上がってこないなぁ。
そんな冷めた心を、

天気が鼓舞してくれ、、、なにより見て、この光景。

口あんぐりの5千人!!です。
ちょっとだけ機運が盛り上がってくる。そして、スタート直前には・・・

かなりやる気になっておりました。
(あっ、今回は自らの現実を踏まえた2時間目標の第7グループでの参戦です)
富士スバルラインは・・・もう5回?6回?7回目???
それなりに経験している道ですが、
(最初にお遊びで上ったのが一番いいタイムというのが悲しい)
いつも失敗しちゃうのが、はじめに暴走し、徐々にへたれて、4合目あたりの激坂で撃沈のパターン。
なので、今回は前半はとにかく踏ん張らない。
幸いにもこれくらいのグループだと、ばびゅーんと刺激するような方も少ないので、
周囲のペースにあわせて、軽めのギアで漕ぎ漕ぎしていく。
5キロ通過。
―まぁ、計画通りのタイム。
10キロ通過。
―イーブンペースだねぇ。。。
15キロ通過。
ここで漕ぎながら、ゴール時間を試算してみたところ・・・
―やばいぞ!この調子じゃ。史上最遅速タイム(先月除き)まっしぐらじゃん!!
単純計算で2時間10分は超えそうなタイムでした。
ヘタレなりのスイッチを入れる。
なんか私の今年の富士ヒルは、残り8〜9キロを切ってからがすべてだったような気がする。
いつもはオーバーペースでへろへろの大沢駐車場あたりからの急斜度区間をそれなりにこなし、
待望の緩斜面区間。
出ました!45km/h。
(さすが高級炭。踏めば応えてくれます。普段はごめんね)
―ヒルクライベントでこんだけ足余してどうすんだよ。
と前半を後悔しながらも、35km/hを一度も下回らず、スプリント。ぜぇぜぇ。
―この勢いで行けば、最後500メートルも惰性で乗り越えられるかな。。。
と思ったころ、あららよりにもよって、残り500くらいからは大渋滞で勢いいかせず、
スプリントの疲れもあり、いつものヘロヘロゴールとなりました。
タイムはグループなりのタイム。
前半のまったり走をちょっと反省したり、
いやあのまったりがあったから後半少しは取り戻せたと思ったり、、、
ただ、いつものように上りきった充実感は、やはりありました。

自宅へのお土産を仕入れたりしていたら、かなり長時間の五合目滞在となり、
ほぼ最後尾のグループで下山の列に。

皆さん、いい笑顔をしております。
「1年のがんばりのおかげで、去年のタイムを大幅に更新したよ」
「やった〜!1時間半切れた!」
「初めて2時間切った」
「3時間半で上りきれたよ〜〜。うれしい!!」
そんな会話が聞こえてきます。
みんながそれぞれにがんばり、自分を確認できるのがこのイベントのいいところですね。

各自の奮闘のご褒美の吉田うどんの写真ですが、
いま気づいたら、向こうにいる人は。。。。かぶりもの?
ゼッケン付いてるところをみると、まさかこの格好で上ったんでしょうか?すごい!
なんか非常に疲れたので、表彰式は・・・

35歳以下の女性の部だけを覗いて、帰路へ。
「お疲れ様」
妻子がねぎらい出迎えてくれました。はい、これお土産。

1ヶ月前に、これのすっかりファンになった息子は大喜びです。
―買うのに30分以上並んだから。
「うめぇ。富士の上じゃなくても、やっぱりうめぇ。ただ、五合目で焼きたて食べたほうがもっと美味しいよね。今度、かあちゃんも上って、食べてきなよ」
さて、今年のMt.富士ヒルクラ。
以上のように、それなりの結果に終わりましたが、
いいリフレッシュにはなったかな。それと、
前半にだらだらし、いつもはだれだれの後半をしっかりと登ってみて、
なんか今後のヒントがつかめたような気がします。
あいかわらず仕事の日々が続きますが、1年後を目指して、ちょっとがんばってみようかなという気になっております。