本文に入る前に、今回悪友2人と妻との4人で参戦したイベントは、
コレでございます。
んで、本番のコース図が
↓ ↓
便宜上、向かって右側の長いのをホームストレート、左側のをバックストレートと勝手に名乗らせていただきます。
1周は5キロ。ピットは写真右下部。右上の変な突端にはそこそこの坂が控えております。
でわ。レポ再開。
慌しく支度させられた第一走者の私。スタート地点に向かうも・・・
―あらら。
後ろに20人くらいしかいない最後尾近くでした。
なんせ前日まで雨だったし、ここまでぬかるんだ荒川を走ってきたので、
スタートまでのわずかな時間にカチカチカチカチと、クリートの着脱のみ試していると、、
あわわ。秒読み開始。はい。スタートですか。。。
この段になっても緊張感ゼロ。
―えっと監督からの指示は、とにかく3周走って来いね。了解。ん、じゃ、GO!!
不思議です。
途端にスウィッチが切り替わりました。
最初の1周はローリングスタートだったのですが、様子を見てると、
追い抜き禁止は先頭車のみで、後続はパスしていいらしい。
―ん、でわ。も少しいい位置に行こう
っと。。。車間の合間をするするする~っと。。。
(後日、インプレしますが、すげぇや、スコット君の反応)
次々とパスしているうちに、なんか気分がよくなってきて、、
あっという間に1周回が終わり、正式スタートとなる2周回目に突入。
―おい!いま走ってるのは、ほんとオイラなのか???
そう疑いたくなるほどの快調ぶりで、抜かれた数・片手未満、抜いた数・百台強(驚)。
前方に集団を見つけると、単独走でそこに追いつき、また前方に発見すると、単独で追いつき…で、気がつけばすぐ先に見えるは、先頭集団じゃないか!?!?(2番手集団だったらしい)を2周目のバックストレートでとらえる。
以上、武勇伝終了(はやっ)
とまぁ、ヘタレとしてはかなりの上位(の列車の末尾)でスタート地点に戻り、
次周に控えた交替のために、わがチームのピットを確認し、お水をひと口。
―さぁ!
と気合を入れようと思うと、あらら。。。ボトルゲージへの収納に戸惑っているうちに、
乗車していた列車の背中が遠のいておりました。
あっという間に、10メートル、20メートル、50メートルと遠のく背中。
(あそこは無理してでも追いつくべきだったんだよね)
一人旅でございます。途端に気づくは、ひょっとして風強い?というか豪風???
感覚で、直前周のメインストレートの10キロ落ち???
(スコット君のサイコンが作動しなかったのはマジ痛かったなぁぁ)
その遅れを取り戻すべく、バックストレートで奮闘するも・・・誰にも追いつかないよぉ~
―ぜぇぜぇ、はぁはぁ・・・
ようやくピットにたどり着く。
風がすごい、メインは列車に乗れ、3周交替じゃなく2周にしよう・・・など伝えるつもりが、
―ぜぇぜぇ・・・
声にならん。しかも吐きそうなくらい、気持ちわる~。。。
で、陣地でひと呼吸の後に、監督の元に。
―どうだった?
「2周目まではよかったけどね~、3周目の落ち込みはねぇ。。。」
―30秒くらい違った?
「いや。1分以上。。。」
なんか息子のくせに偉そうだ(笑)
なんかオヤジの評価。がた落ちだよ~と思っていたら、
走行を終えた選手たちや実況の「風がすごい」「しんどい!」などの風評が広まりはじめ、
わがチームの第二走の小径君もなぜか2周で一度戻ってきて、
―(3走の)オレンジは?
「いねぇよ。トイレじゃねぇ」と交替要求、止む無く再出発するなどがあって、
しかもオヤジ以外のタイムものびないことがわかって、ようやくオヤジ株安定したのか。。。
ようやく監督から話しかけてもらえた。
「父ちゃんたちの友達関係って、面白いね」
―え?あっ、3周目遅かったとき、あいつら悪口言ってただろ?
「うん、悪口というか。。。ののしってた。今だって父ちゃんと小径さんでオレンジさんのこと、さっきはオレンジさんと一緒に小径さんのことを。友達なのにあんまり褒めあわないんだ。友達なのにけなしあってる姿が面白い」
―言い合ってても心のなかじゃ、お互いに感謝しあってるのさ。
と、教育上答えておいた。
さて、そんな会話をしていると、当初の予定よりは1周早く、ただしこちらの見込みどおり、2周回を終えて、三走のオレンジ君も帰ってきました。
監督交えた会議の結果。。。
「作戦変更。1人2周ね」
―じゃぁ、私は1周でいいですか???
妻の発言は全員で無視して―『いってらっしゃ~~~い』
(あっ、走行中もピットの写真もないや・・・ごめん)
さて、わが妻。
暴風吹き荒れる彩湖をどれくらいで回ってこれるでしょうか?
われわれヘタレオヤジどもは、8分後半~11分中盤というところでしたが、、、
だいたい13~14分じゃねぇ・・・がわれわれオヤジの意見。
ただ、監督は・・・
「15分以上はかかるねぇ」と手厳しい。
でも、カントクは唯一の女性メンバーを過小評価していたようで、母ちゃん、結構がんばりました。
『お疲れ~』
全員で出迎えると・・・うん!充実の表情です。
―どうだった?
「風強かったけど。がんばったよ。もっと日ごろから乗らなきゃねぇ」だそうです。
で、各自2周回をもう1回こなし・・・そろそろ最終走者の選定に入ります。
この日。好調の私がベストラップを2周刻んで、ピットタイムアウトぎりぎりに小径君か、オレンジ君に渡すのが理論的にはベストですが、
―悪い。オレ。もうベストは出せない足ガクガク。。。で、2周走ると、おそらく終了15分前の最終交替に間に合わない。となると、計算上、4周走ることになるだろ?そしたらたぶん、今度は吐き気じゃなくて、ほんとに吐くわ。確実に。
ということで、とにかく一周私ががんばり、次に小径君につなぎ、間に合えばオレンジ君が最後。だめなら小径君が3周走ろうが最善策だろうという結論に。
私、妻よりバトンを受け取り、1周回を死に物狂いで踏みました。が、、、
メインストレートの暴逆風にトレインが一台も来ず、、そこでがんばりすぎて、
冒頭右上の上り坂。推定1桁キロ。
これじゃ。。。バックストレートでいくら踏んでもねぇ。。。ベストラップ刻めず。
―悪い。おそらく3周になるけど、がんばってくれ!
と、小径君に。
がんばってくれました。
監督、そして選手3人が精一杯応援!そして、
ゴーーーーーール!!!!白状すると、妻を誘って男女混合で出たのは、
あわよくば、入賞商品のチームジャージゲット!だったような気もしますが、
もうそんなのどうでもいいっす!この充実感。
打ち上げパーティ(酒なし)を、
レストラン「さくら」で開催しましたが、
「出てよかったな~」
「楽しかったな~」
「でも、お前、ロードで来いよな」
監督と選手で和やかな会食会でした。
(しかし、高校の友人と妻子とともに会食って不思議な感覚。。。)
「恒例行事にするか?」
―おお、いいねぇ!
ここで、カントクが注目発言です!
「僕も出る!!今日も走りたかったよ!」
お~!出よう!みんなで走ろう!楽しもう!!
ほんとあんなに気乗りしていなかったのに、最高の1日となりました。
なんといっても一番うれしかったのは、
この日、監督と風呂に入った際に、
「父ちゃん、がんばったね。あと僕も将来、ああいう友達がほしいな」
という発言だったかな。
※東京エンデューロは、
一昨年の冬に妻と出たことがありますが、上級者ばかりでなく、比較的参加しやすいレースイベントだと思います。ただ、昭和記念公園は特に最終コーナーなど狭くて、あぶね~よな・・・と思うところもありますが、彩湖はいいわ!当初は普段無料で走るところにお金~なんて思ってましたが、文句なしに楽しめた!!暴風もまた味付けか。。。
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σ(・_・)の迷走なぞ・・・[壁]。。;)イジイジ