2日目の風景は本当に最高でした(暑かったけど・・・)。
でも、どのコースを再び走りたいか? と聞かれたら、
おそらく「3日目!」と答えるでしょう。
当日資料によると、距離も120kmと最長のうえ、

・・・起伏に富んでいるのです。
この日もトラブルからの始まりです。
この日の自転車保管場所はスタート地点から少し離れたものの、きちっとした場所で・・そこからスタート地点まで流していたとき、
―キーキーキーキーッ、やたらとブレーキがうるさい!!
本日はブレーキ使用頻度が高くなることが予想されるし、
出発前に、シマノのメンテスタッフに点検をお願いする。
「あ〜、うちのじゃない!!」
はい。ぼくのマシンはスラム。。。他社製品です。ごめんなさい。
「ははっ、冗談。どこがおかしいの?」
これが感動するほど、丁寧にみていただけました。
―こんど買うときは、絶対シマノ!にしますから!!
「ははっ、おねがいね。がんばってね」
すでに高速グループのスタートは始まっており、ほぼ最終班となりました。
まもなく上りがはじまります。しかも結構、きつい!!
スタート直前のあたふたで、ストレッチもそこそこのスタートだったこともあって、情けなくも上りが始まると、列車から千切れます。
しかも、この日は運もあんまし、よくなくて・・・
上り途中の赤信号にことごとくつかまります。
上っている途中の赤信号・・・・大嫌いです。
―これが最初の坂だよな。。。今日は走りきれるのか???
と、かなり不安に襲われるも、単独走でなんとか頂点に。
前後にはだれ〜〜もいないので、遠慮せずパチリ!

思えば、この写真が走行中に撮った最後の写真です。
あっ、本日は時折、分厚い雲が太陽を隠してくれます。
しかも、徐々に体もあったまってきて・・・
以後、次々に訪れる坂も、最初の坂に比べれば、自分なりには順調にクリアしていけました。
(ヒルクラ真剣モードだと、写真なんて撮る暇ありません)
で、昼食の亀山会館にたどりつき、
ここのトン汁と梨が非常においしかったんですが・・・
必要以上に食べ過ぎてしまい・・・・食後のスタートは体が重いです。
「これからゴールまでかなり起伏ありますよ〜〜」
との声に、結構余裕こいてましたが、走ってみると・・・無残です。
実はこれまでの上りは、「コンパクトで、これ以上、軽くならない」には入れずにがんばってきたのですが・・・もうヘロヘロ。
―辛いよ〜。飯食いすぎたよ〜〜という独り言も大きくなります。
「お兄ちゃん、笑わせないでよ」と年配の方にたしなめられる。
時速は・・・うわっ、10km/hそこそこ。
そんななか、競輪選手の方が隊列の様子を確認しに、横をズバッと抜いていきました。30km? いや40km/h???
「彼らは人間のエリートだね」というお兄ちゃんの声に納得する。
ただ、ヘタレながらもいくつかの坂をこなしていくと、
腹もこなされ、徐々に坂にも体が慣れてきて、
生意気にも、人をパスできるようになってきます。
でも、予告にいつわりなしというか・・・
短いながらもかなりの激坂の上り、下りが続くんだよね。
沿道の声援、炎天下に立ち続けるスタッフさんや警官の方にお礼を申し上げる余力も残ってません。
「はぁはぁ、いったいどこまで上りがあるんですかね」
「ふぅふぅ、これで終わりですよね」
―いや、期待するのはや、やめましょう。ぜいぜい・・
「そ、そうですね。キッ、キツー」
参加者の間では、妙な連帯感が生まれて来ます。
で、喘ぎに喘いだ結果・・・、
「あと5キロ!」「あと3キロ!!」「がんばって!」
と沿道スタッフさんが教えてくれ、ゴールも近づいてきたようです。
でも、ずっと坂。ほんとゴールの直前まで坂。。。
ようやく、見覚えのあるスタート地点の敷地に入ってきました。
そんなとき、これまでお世話になった先導の指導員の方の集団が、
必死の声援を送ってくれています。
―ありがとう。。。オヤジのグラサンの奥は涙でいっぱいです。
(これ書いている、いまもやばいです)
本当は、両手を挙げてのゴールを思い描いていたのですが、
ゴール時点に段差があったので・・・・
「戻ってきました!!拍手を!!数人の方が片手を挙げてのゴールですね。お疲れ様でした〜〜」

1日目:112km(サイコン表示:120.9km)
2日目:116km(同113.2km)
3日目:120km(同122.2km)
このヘタレ、3日間で約350kmを走りきりました!
MCのお姉さん、先導の方、ASスタッフの方、警察の方、自衛官の皆様・・・そして暑い中、長い時間声援を送っていただいた沿道の方。
―私たちよくよく考えたら、趣味で、遊びで走っているんです。
なのに、こんな私たちのために、、、
本当にありがとうございました。
お蔭様をもち、充実した時間を過ごすことができました。
※もうお一方、特別にお礼を申し上げたい方がいます。前泊からの4日間、常に同部屋だったご老人です。第一印象はとても厳格そうな方で、ちょっと緊張してしまいましたが、走行後は一緒にアイスクリームを食べ、宿に帰ると、ビールを飲み、常に行動をともにし、自転車に限らず、いろいろなお話をさせていただきました。聞けば自転車に限らず、マラソンはじめいろいろな大会に出場されている方。大ベテランのアスリートさんです。
―失礼ですが、おいくつですか?
「みんなに聞かれるけど、よ〜いわん!歳なんて関係ないやろ」
ええ。ご一緒してて、失礼ながら仲間のような感覚でした。
―ご無礼したかもしれないな・・・
走行クラスが違ったので、3日目の出発時の挨拶でお別れかな…と残念に思っていたのですが、
駐車場で帰り支度をしていると、「よ〜!お疲れさん!」
―本当にお世話になりました。お蔭様で楽しい4日間になりました。
「うん。また会えるさ。会ったらまた話そうな」と固い握手。
最後の最後にきて、またまた涙腺が・・・
―是非、またなんかの大会で!