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ずんどこ倶楽部

Author:ずんどこ倶楽部
長年の不摂生な生活で、体はすっかりなまってしまい、気がつけばデブオヤジ。ふとしたことで始めた自転車。これが結構、楽しい!そして、知り合いに会うたびに言われるのです―「最近、やせた?」と。


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父と子の夏休み

―大丈夫かな。。。取られないかなぁ。。。
夏が来ると、スラックスのポケットから突き出た札入れを凝視していた自分を思い出したりします。

あれは・・・私が中学2年生の夏。
父と2人きりで、2週間以上かけて、九州全土をまわったことがあります。
私にとっては初めての飛行機の旅。それだけでも興奮なのに、
メインテーマは当時流行った「ルーツ探しの旅」。。。これは収穫なしでしたが、
―福岡の人って、毎日こんなうまいもん食ってるの!と全ての食に感嘆し、
―佐賀では東京近郊にないきれいな海で泳いだことを覚えている。
―長崎はルーツ探しは失敗に終わったけど、原爆というものを実感し、さらに人生初の食中毒に罹り、看病してもらった父の姿が忘れられない
―大分はやはり血の池!
―宮崎は・・・「俺、巨人の選手と同じホテルに泊まってる!」と感涙し、
―熊本は、阿蘇の雄大さとともに、「水俣」という地名に無言となり、
―鹿児島は・・・言葉通じないと初めて食したゴーヤの苦さ・・・にも増す思い出は桜島と・・・人生初の混浴体験。。。なんせ中2だったから(笑)
と、まぁ。今思い起こしてもかなりの贅沢三昧の父との2人旅ですが・・・当時は今のように「カード」なんてものは普及してなかったから、羽田出立時に父のスラックスから垣間見える聖徳太子の束。。。実はこれがもっとも印象に残る、その夏の光景だったりします。

あれから30回目の夏。
その父も亡くなり、いまや私に当時の私と1つ違いの息子がいる。

当時の自分と照らし合わせると、文句をいうのも気が引けますが、
やっぱり、だらだらぶりを直視すると、ひと言言いたくなってきたりします。
―クラブは?
「お盆でお休み。宿題?たぶん終わるよ。僕は土壇場でがんばる子だから」
―はぁ。。。当時の自分を見るようだ。

んで、自分が施してもらった九州一周に比べると、ずいぶんとランク落ちすることになりますが、
前々から温めていた企画を実践に移すことにした。
―お~い、起きろ!今日、用がないなら、出かけるぞ~!
もちろん、移動手段は自転車である。
「ウエアに着替えるの?」
―いや、長ズボンじゃなけりゃ、普通の格好でいいよ。
「また、荒サイ?」
―いや、今日はサイクリングロード使わない。

なんせ本日はお盆の真っ盛りである。
わが家もここ十数年は、妻の実家の三陸で過ごすのが恒例だったため、
お盆期間の東京の一般道というのを体験してみたかったりした。
がらがら
「父ちゃん、道。がらがらだねぇ~~」
ほんと走行車線のどまんなかでも通れそうな感じです。
―お前、東京の一般道をこんだけ長い距離走るの初めてだろ?どう???
「路面がサイクリングロードに比べて断然いいね!なんか滑らかに進む感じ」
ただ・・・
「信号が多いいねぇ。。。暑ちぃ」

たしかに、信号待ちをしていると焼け付くような暑さです。なので、緑の多い場所で休憩。
赤門
構内ポタリングで安田講堂などの見学もし、
―どう?将来、俺。ここに通いそうだな~なんて感覚があった?
「いや、ない! 京都の似たような場所なら感じたかもしれないけど、ね」
―……。
まぁ、勝手に言わしておくことにした。

んで、このあと後楽園→飯田橋と経由して、路面からの照り返しがやたらと熱いので、少しでも緑のあるほうへと、JR飯田橋駅を九段高校のほうへ直進すると、やたら人出多し。。。あっ!
今日は・・・終戦記念日。靖国神社は通過できるはずがないですよね。
ゆうに三桁の警察の方に囲まれるなか・・・
「ねぇ?父ちゃん、なんでこんなに警備が厳しいの?全員防弾チョッキみたいなの着てるし、ジュラルミンの盾なんて初めてみた」
―靖国神社が近いからだけど・・・学校じゃ、教えてくれない??
「うん、まだ」
一応、知っていることを父から子へ伝えておいた。

で、通行止め、通行止めを迂回しながら辿り着いた本日の目的地は、、、
仕事場へ
わが仕事場でございます。
仕事場って言っても、零細個人事業主だから単なる賃貸マンションの一室だけど。

まぁ、父の仕事を見てもらい(汚い仕事場ですが)、
机並べて・・・
ついでに宿題の1つでも片付けちゃえ!というのが本日の企画の趣旨でありました。

昼食はたまにお邪魔するパスタ屋さんに行きましたが・・・
「父ちゃん、いつもこんないいもん食べてるの?」
―冗談!ほとんど立ち食い蕎麦だよ。
なんて会話がお店の人に聞かれ、「まぁ!あなたの坊ちゃん!?利発そうで・・・」なんて言葉に以後行きにくくなりそうで、早々にあとにするなど、調子の狂うところも多々で、、、
結果、息子はノルマの2分の1、親父は3分の1という進捗に終わりましたが、
息子と机を並べて、お仕事は稀有な経験でございました。

で、帰りには。
―せっかくだから、皇居走っていくか?
と半蔵門へ。
「あっ!歌舞伎見たとこだ!ここを下ると国会議事堂が見えるでしょ」
―うん。その通り!なら、ここはどこだかわかる?
「知らない」
桜田門
―桜田門。あの斜前が警視庁ね。で、ここで江戸時代に暗殺されたのは?
「いい・・・なおすけだったかな???」
―漢字は書ける?
「えっとね。井戸の井に、伊豆の伊に、、、あとはお粥みたいな字だよ」
―・・・・・・。
皇居
そのまま皇居は竹橋で離脱し、神保町方面へ。
―あ!ここが小学館だよ。
「サンデーね」
―隣が集英社。
「おお!ジャンプだ!ねぇ、講談社もこの辺???」

走行距離 34.3キロ
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コメント

夏の思い出

深く記憶に残るのはインパクトの大きさでしょう。
それならば、今回の山手線内周回もきっと息子さんの心に刻まれたと思いますよ?
歌舞伎見た劇場と共にw

お粥みたいな字… 笑えた…
でも 書けと言われたら 私は書けません 恥

私は最初に皇居を見た時(ついぞ先日です)

「池があってキレイな公園! → お濠
骨董風の建物もあるし」 → 宮内庁

な発言をしておりました 恥
実物見るとカンドーしますよね
あ。。。でも 息子くん、クールですもんね 笑

んで お仕事部屋は学者のお部屋みたいジャマイカ!
自転車以外の父の背中を見るのもいいことですわ!
拍手ぅ~ 




刻まれればいいなぁ

row-kumaさん、
彼が大人になった夏に。そういや、昔、東京のすいている道を自転車に乗り、汚い仕事場で宿題やったっけなぁ、、なんて思い出のかけらが残ってくれればいいですね。皇居や歌舞伎観た劇場の印象とともに(笑)
まじめな話。息子のイメージでは、家でブログを書いてるのとあんま大差がない仕事と思われていたようなので、「結構、真剣に仕事してんだねぇ」と多少は仕事をみせた効果はあったかもです。

クールというか・・・

Aママさん、
クールというか…熱さがちょっと足りないんだよね。もうある程度の知識はあるんだから、安田講堂や桜田門を見たらもうちょっと歴史を感じて欲しかったりする父であった。
ただ、ちょうど仕事場に着いたとき、テレビで終戦の式典をやっていて、靖国神社の厳重警備をかいくぐってきた直後だけに、結構、真剣に画面をみつめておりました。

父の背中か・・・後ろを走らせてるときに、たまにぼそっと言うんですよ。「太ってるから風除けにいいねぇ」って(怒)

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