「次に父ちゃんと自転車乗るときには、100キロ以上は走りたいな…」
富士五合目や
栄村を制覇したころから、常々、こんなリクエストが出されておりました。
自宅発で考えれば、、、
荒川CRをのぼり、物見山小周回して帰ってくれば達成の距離ですが、、、
どうせなら、彼が大人になったときに、
「あっ、ここ父ちゃんと自転車で来たっけ…」というような場所で達成させたかった。
朝、必要以上に早く目覚めたので、
―行き場所、乗鞍にしない?
と言ってみるも、どうしても今日は100キロを走りたいから、却下!だという。
なので、初心貫徹で高速道路は常磐道に乗り、目的の地へ。
自宅出発後、ジャスト1時間。
―あらら、すいてると、こんなに早く着く距離なんだ。
で、いきなり青ざめる父。
―やばっ!空気入れ忘れちゃったよ。
頻繁に乗っている方ならいざしらず、こちとら2台ともよくて月3出動のロード車。
手で触ればわかるほどの、低空気圧である。嗚呼。
なので、父ちゃん、がんばった。手入れで。
1本、2本で、走る前からもう疲れてるんだけど。。。そんなとき背後にエンジン音を確認、運転席から降りるサイクルジャージ姿を確認し、即座に走る。

快くポンプを貸していただき、、、以下のライドの成功はお三人のご親切ありきでございます。
「父ちゃん、自転車乗りさんって、やっぱり親切だよね」
って、さぁ。。。それはそうだが、、、お前も助手席で寝てないで、手入れ作業してたとき、ちょっとは手を貸せよ!と父の心の声。
ともかくも、出発である。
私、
ここを走るのは2回目でございます。
で、↑でリンクした記事でおわかりのように、ここって普通に走ると90キロ前後なので、+10キロをどうやって走ろうってのが、本日の親父のテーマです。ま、迷走は得意の分野なので楽勝だ。
とにかく余分な距離は、元気のある前半がいいだろうと、、、
最初は国道125、農道をジグザグに走る、もう2度とトレースはできないであろうコースである。
ディバックに忍ばせておいた地図上では12キロで着くはずの…

ここにも。。。おしっ!貯金5キロ達成!!あとは適当に走れば5キロくらいの迷走は朝飯前だ(笑)
さて、上の写真にちらっと写っている息子。
「父ちゃん!すごいよ!あがってきなよ。いい景色だよ!!!」

そう、この大須賀津湖畔農村公園の物見やぐらは、本日走る場所の大半を見渡せる場所でございます。
―ここをかれから走るんだからね。
「甘く見てた。でかいねぇ〜。琵琶湖よりでかいんじゃないの?」
―いや、それは、ない。

見渡す限りの平地。。。100Kデビューにはもってこいの場所です。
ん、じゃ、進もう。

子供ってすごいな〜と思ったのは、、、
「それにしても、この時期になんで燕がたくさんなんだろう・・・」
「あっ!雉だ!!野生の初めて見た!!」(たしかに雉でした。父ちゃんも初めて)
と、、、その観察眼というか、オヤジのように漫然と走ってないんだねぇ(そういう姿勢はのばしなさい)。
で、湖の周回なので、景色にあまり変化はありませんが、
前半はペースを25〜27キロくらいに抑えていたこともあって、いろいろ話ができたりもした。
―へえ、課目では○○が嫌いなんだ。
―へぇ、部活でそんなに走ってるの!!
親父としても有意義な時間です。そんな会話をしていると、本日私にとって最大の目的地に到着。

霞ヶ浦にきて、この「しをみ食堂」ははずせません。
父はお店の人と密談し、注文品を決めます。
頼んだのはカツカレーと、ワカサギ定食(ごはん小)。
おっ!カツカレーがきました。
「な、なに、これ〜〜〜」

―カツカレーだけど???
「でかいねぇ。僕がそれ食べてみていい?」
そのチャレンジ精神や、良し!

このワカサギもなかなかいけるのですが、気になるのは息子の進行状況。
―あ〜、結構、食べるようになったんだな。。。
父、感激です。でも、、、4分の3ほど食べ終えたところで、、、、
「父ちゃん、変わって。。。」
ギブアップ宣言がでました(笑)

はは、この分野ではまだまだ父の足元にも及ばんな。
で、午後の走り出しは、お互いまったく速度があがらず、まったり会話ポタをしばし。。。
「あっ、そろそろおなかもほぐれてきたかも…」

って、逃げをはかろうとするし、、、(笑)
後半は一転、ペースがあがりました。ふと、前をみると、

だ〜れもいない空間だし、残り距離もわずかなので・・・
―おしっ!こやつを試しちゃろ!
と巡航速度を30→33→35km/hと…振り向くと、なかなかしぶといです。
さらに速度をあげてしばらく、、、ほほぅ。。。やりおる。んじゃ、これでは……
途端、豆粒化しよりました。オヤジノイゲンってやつか(爆)。しばらくまっていると、、、
「うう〜〜ん、37km/hくらいならしばらく続くんだけどな。。。」
ほんに偉そうになりよりましたです。
そんなこんな漕ぎ進めていると、街が見えてきます。
「父ちゃん、あそこでもう終わり?」
―そうだよ。
「なんかさびしいっていうか。。。もっと走りたいね」
息子よ、父。この台詞にはぐっときたよ。でも、楽しい時間には終わりがきてしまうのも現実だ。

よ〜がんばった!
ほんとは近くの日帰り湯に入って帰宅の算段でしたが、
「父ちゃん、帰ろう。実はね、宿題まだやってないの」だって。。。
で、急ぎ駐車場に向かい、、、、自転車ばらして帰ろうと思ったら、、、いない。

なんか駐車場内を走り回ってるんですが、、、戻ってきたので、
―なにやってんの?早く帰りたいんじゃないの??
「うん、そうなんだけどね。僕のサイコン確認したら、まだ100キロ行ってなかったの」
帳尻あわせをしていたようです。
走行距離(各自サイコン距離)
父 100.2キロ
息子 100.0キロ(笑)
13歳男児の秋。まだまだかわいい。